2020年12月18日金曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル 鍵盤修復8(エラール)

 鍵盤オサの裏側

古いバックレールクロス

バックレールクロス貼り替え

新しいバックレールクロス

新しいバックレールクロス

1857年製ERARD モデル2 グランドピアノ2m12
鍵盤オサの掃除の際、裏側も掃除しておくことが大切です。
解体したこのような機会でないとやりにくいからです。
鍵盤オサの裏側にはビスがいくつも付いていますので、締め直しておきます。
また、裏側全体にサンドペーパーを当てて、ツルツルにしておきます。
ここはソフトペダルを踏んだ時に横に滑るところなので、スムーズに動くためにも雑音を避けるためにも、きれいにしておきます。
次に、虫喰いだらけだったバックレールクロスを新しく貼り替えました。
オリジナルのスタイルを尊重し、同じように貼りました。
この時、クロスの厚さを替えないように注意することが大切です。
この厚みは、タッチの調整に影響します。

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