フランスピアノの魅力~Le charme du piano français~
フランス・パリのピアノ修復工房で10年半働き、帰国して東京で仕事を始めたピアノ調律師です。 パリで知った戦前のフランスピアノの魅力を日本の皆様にもお伝えしたいと考えています。 このブログでは、ピアノ調律師として、修復師として、また一人の人としての日々の活動をご紹介していきます。
2026年6月24日水曜日
2026年6月23日火曜日
1857年製オーシェール・フレール モデル2 解体16
下部の鉄骨を支えるビス
(鉄骨の高さを調整できるようになっている)
響板の端に付けられていた釘を掘り出す
響板を剥がす
本体から取り外された響板と助響板
1857年製AUCHER FRÈRES(フランス・パリ)モデルNo.2
次に、響板と助響板剥がしにかかりました。
まずは鉄骨を支えるビスを外し、響板の端に打ち込まれていた釘を抜きました。
釘が折れたり、なかなか抜けず掘り出したりで大変でした。
その後、アルコールでニカワを溶かしながら響板を少しずつ剥がしました。
響板はピアノの魂、これだけはオリジナルを残さなければなりませんので、なるべく傷めないように、少しずつ剥がしました。
すでに剥がれている部分もあったとは言え、しっかりくっついている部分も多く、なかなか大変で時間がかかりました。
何日も根気よく剥がし続け、ようやく無事に全部が剥がれました。
今は継ぎ目が割れてしまいバラバラですが、最後には一枚の響板に戻します。
STOP WAR !
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