2014年11月24日月曜日

1911年製エラール シェラトンスタイル 旅立ち

 

 
 
 
 
1911年製ERARD 平行弦1m85 シェラトンスタイル
アクション修復を終え、お客様の待つお宅へ旅立ちました。
一目惚れされ、あっという間にお嫁入りが決まったピアノ・・・
どうぞ優しい音で歌い続けて下さい!
 

2 件のコメント:

  1. 2014年9月7日に嫁入り仕度にakikoさんちにお世話になって...昔のヨーロッパ人にとって、ピアノは楽器というだけでなく、家具の一部でもありました。
    家の中に存在するものですから、他の家具と調和しなければなりません。
    それと似たような意味で、音楽もまた生活の一部であり、特別なものではありませんでした。現代の私達にとって、家具と音楽、といえば全く別もののように思えますが、昔はそうではなかったのです。その人その人が私生活の中に求める趣が、家具として実現され、音楽として実現され、他にも絵画や建築や食事や色々な場面に実現されたであろうものたちが、全として調和していることもまた、大切なことだったのだろうと思うのです....大切な心と調和するように修復されお嫁に旅立たれるなあんて素晴らしい事ですね。
    私たち現在には忘れている音楽と生きる事の大切さを教えられました。
    「ありがとうございました♪

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  2. ありがとうございます!音楽とはそういうもの、私たちと一緒に生きるもの、共に幸せになることが目的なのだということを、私も昔のピアノから教わりました。ヨーロッパに暮らし、あちらの人々の生活に触れて学んだこともありました。私たちも肩の力を抜いて、音楽や絵画や食事など、色々楽しみながら豊かに生きていけたらいいですね!明子

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