フランス・パリのピアノ修復工房で10年半働き、帰国して東京で仕事を始めたピアノ調律師です。 パリで知った戦前のフランスピアノの魅力を日本の皆様にもお伝えしたいと考えています。 このブログでは、ピアノ調律師として、修復師として、また一人の人としての日々の活動をご紹介していきます。
2011年9月19日月曜日
「ロ短調ミサ」コンサート
9月18日、バッハの「ロ短調ミサ」演奏会を聴きに行きました。
指揮: ヴォルフガング・ツィルヒャー
合唱: 東京ハウプトコーア
管弦楽: アンサンブル of トウキョウ
素晴らしい演奏会でした。
美しい瞬間が何度もあり、感動しました。
アマチュア合唱団ですから、難曲をすべて美しく歌い通すのは難しいです。
しかし、何度か美しい瞬間を実現できるということ、それこそ、プロでもできない場合もあるくらい、素晴らしいことだと思います。
美しい瞬間とは、ハーモニーがやさしく溶け合って一つの世界ができる瞬間、と思います。
その時、聴いているこちらは、ふっと力が抜け、幸せな気持ちになります。
演奏者たちは、そんなことを狙って演奏しているわけではないでしょうが、曲と向き合って誠実に演奏しようと繰り返しているうちに、無意識にそんな世界ができるのでしょう。
幸せな音楽をありがとうございます!
最後に、管弦楽のアンサンブル of トウキョウの演奏はとても素晴らしかったです。
特にオーボエとフルートのソロの方にはブラヴォー!
美しく語りかけながら、しかも前へ前へと導いて流れていく音楽に、私は深く感動しました。
Le 18 septembre, je suis allée écouter un concert "Messe in h-Moll" de J.S. Bach.
Conducteur: Wolfgang Zilcher
Choeur: Tokyo HauptChor
Orchestre: Ensemble of Tokyo
C'était un concert magnifique.
Nous avons eu plusieurs beaux moments émouvants.
Évidemment un choeur des amateurs ne peut pas chanter parfaitement un oeuvre difficile.
Mais ils ons réaliser des moments émouvants, c'est une chose magnifique et respectable que même les professionnels ne peuvent pas toujours arriver à faire.
Un beau moment émouvant, c'est un moment que l'harmonie crée un monde musical.
Quand on se trouve dans ce monde, nous les auditeurs se lâchent et sont heureux.
Les musiciens ne visent pas ce monde mais ils y arrivent sans faire exprès en faisant la répétition de la musique sérieusement.
Merci pour la musique de bonheur!
En plus l'interprétation d'orchestre était remarquable.
Surtout les solistes d'hautbois et flûte étaient excellents. Bravo!!
J'ai été emue profondément de la musique qui parle et coule et nous guide en avant.
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