2021年12月13日月曜日

ただいま工房では

 

180年近く経っている古いピアノの修復に苦心しています。
これだけ古いと木材も老けてあちこち小さな修理が必要となり、いつまでも終わらない。
いっそのこと全部作り替えるべきだったか、と思うこともありますが、元気な木の部品も多く、悩むところです。
100年前のピアノの修復と150年前のピアノの修復は全く別の仕事だ、と改めて思います。
予想外の苦労が多くストレスも多いのですが、音が出た時の感動もまた別格。
天上からの声かと思うような音色が響きます。
これも100年前のピアノからは得られない経験です。
天使の声に励まされ、今日もがんばります!

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