2021年5月14日金曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル アクション組み立て3(プレイエル)

ロングセンターピンで繋がっているハンマー 

表面をさっと削ってならしました

ハンマーローラーに当たる部分

黒鉛を塗り足しました

折れてしまっていたハンマー、一度糊付けした跡がありました

糊付けして補強

ハンマーシャンクを製造した職人のサイン

1860年製PLEYEL モデルPetit Patron グランドピアノ 2m20
プレイエルのオリジナルハンマーは、セクションごとにロングセンターピンで繋がれています。
調整は面倒ですが、ここはプレイエルのタッチに対するこだわりが見られるところです。
ハンマーヘッドは、一度巻き直しをされていて、あまり傷んでいないので表面だけさっと削ってならしました。
今のハンマーローラーに当たる部分の革の状態も良く、黒鉛を塗り足すだけで使えます。
折れてしまっていたハンマーは再度糊付けし、格好は良くないですが補強をして二度と折れないようにしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿