2021年1月17日日曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル 鍵盤修復9(プレイエル)

古いパンチングフェルト

虫喰いだらけのバックレールクロス

新しいバランスパンチングフェルト

新しいフロントパンチングフェルト

バックレールクロス貼り替え

貼り替えられたバックレールクロス

鍵盤オサ完成

1860年製PLEYEL モデルPetit Patron グランドピアノ 2m20
バランスパンチングフェルトとフロントパンチングフェルトを新しいものに取り替えました。
このアクションのオリジナルフロントパンチングフェルトは、今のように鍵盤ごとに分かれたものではなく、一体型のフェルトでした。
当時のこのアクションでは、鍵盤の深さを鍵盤ごとに調整せず、アバウトに一律に決められていたようです。
今回の修復では、この部分は今風に、微調整できるように変えました。
バックレールクロスはひどい虫喰いでしたので、オリジナルの形を尊重して貼り替えました。

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