お天気の良い日は、1日1時間程度の小枝切りをしています。
昨年庭の木をたくさん切り倒したため、枝が山になっているので、少しずつ崩しながら切っては箱に入れ、夜の薪ストーブの燃料にしています。
太い木を斧で割るのは、私には技術もないし怖いので夫に任せ、私はノコギリで切れる範囲の枝を担当しています。
今は大抵、氷点下の気温の中で作業をするのですが、体は温まるし多少の運動にもなるし、それにとても面白くて、これが意外にも毎日の楽しみになっています。
どうしてこんなに楽しいのかなあ、と思うのですが、まず山積みになった木々をほどいていくのがパズルのようで面白いのです。
また、木を切るというのは決して単純作業ではなく、木の形や硬さがまちまちなのが、変化があって楽しい。
松の木は、燃やすと煙突を傷めるので、選り分けながら進めます。
これは何の木かな、と思いながら分けていくのも楽しいです。
木々の下から時々掘り出し物が出てくると嬉しくなります。
掘り出し物とは、木の皮(よく燃える)や木の根っこ(燃料として長持ちする)や、切らなくても良いサイズの木の塊などで、宝物を見つけたような気分になります。
そしてやはり、樹木に触っていると癒し効果があると思われます。
きれいな空気を呼吸しながら木を切るのは、ストレス解消になります。
最後に、寒い夜、自分の切った木を燃やして暖を取れるというのは、とても嬉しいことです。
電気もガスも灯油も使わないエコな暖房、そして火が見えるのも心温まるものです。
実際には、私が1時間体力を使って切った木などあっという間に燃えてしまい、一晩の暖房も賄えないのですが、それでもいいのです。
もちろん日々の生活では、灯油の暖房も併用しなければなりませんし、薪ストーブだけで暮らせているわけではありません。
ただ、私たちを取り巻く自然環境を守るために一人一人が動かなければならない今、完全エコな理想的な生活は無理でも、少しでも微力でも自分のできることからやっていければと思いながら、今日も枝を切ります。
北海道に住んでいた時にしていた草取りを思い出しました。無心で雑草や雑草の根っこを抜いているとと心の余分な物やストレスが抜けていくと感じがして気持ちよかったです。土や草、木に触れるのも癒し効果がありますよね。
返信削除土は特に癒し効果があるそうです。だからお百姓さんは元気で長寿なのでしょうか。何かとストレスの多い現代の生活には、自然に触れる機会を少しでも取り入れたいものですね。
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