2020年9月2日水曜日

初秋の風景4

最後の日

ヒヨコが来た時、優しくしてくれたフミ

5年間一緒に暮らしてきた雌鶏の二三(フミ)が亡くなりました。老衰です。
フミは我が家で初めて飼った鶏で、5年と2ヶ月の間ずっと一緒に暮らし、卵を470個産んでくれ、私たちにたくさんのことを学ばせてくれました。
2015年7月7日に生まれ、7月23日にうちへ来たので二三と名付けられました。
最初はもう一羽のナナと一緒に来たのですが、ナナが子供の時に死んでしまったため、以来フミはずっと一羽で暮らしてきました。
その一羽を長く観察して様々なことを学んだのが土台となり、夫が昨年さらに10羽ほどの鶏を育てることを決め、今の我が家があります。
フミとはたくさんの思い出があります。
おいしい卵も山ほどいただきました。
自然卵がこんなに美味しいと知ったのもフミのおかげです。
とても働き者で、一日も休むことなく動き続けてきたフミの最期はとても静かでした。
一週間ほど前から元気がなくなり、足が弱って動きが少なくなり、それでも細々と食べていましたが、最後の日、じっと動かなくなり、ご飯も食べませんでした。
今思うと、静かにその時が来るのを待っていたかのようでした。
そしてその夜、眠るように静かに命を終えました。

フミちゃんへたくさんのありがとうと、お疲れさまでした、そしてゆっくり休んでください、と言いたいです。

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