フランス・パリのピアノ修復工房で10年半働き、帰国して東京で仕事を始めたピアノ調律師です。 パリで知った戦前のフランスピアノの魅力を日本の皆様にもお伝えしたいと考えています。 このブログでは、ピアノ調律師として、修復師として、また一人の人としての日々の活動をご紹介していきます。
1911年製STEINWAY & SONS グランドピアノ1m80
一番右のペダルを踏んだ時にダンパーが一斉に上がるように、ダンパーの総上げ調整を行います。
微妙な動きを揃える細かい仕事です。
一番左のソフトペダルを踏むと鍵盤オサが右にシフトして、ハンマーが3本の弦のうち2本を叩いて音がソフトになるようになっています。
鍵盤オサのシフトの動きの調整は、右のブロックに付いているビスで行います。
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