2017年7月22日土曜日

1838年製プレイエル ピアニーノ 鉄骨




1838年製PLEYEL pianino 1m15(ショパン時代のプレイエル)
鉄骨に黒色を塗り直しました。
鉄骨と言っても、このピアノでは低音のヒッチピンの部分のみの小さなものしか付けられていません。
それまでは木だけで本体が作られていたフォルテピアノでしたが、この時代あたりから、弦の張力に抵抗する目的で少しずつ鉄のパーツが加えられていきます。
このピアニーノでは、このヒッチピンの部分と、裏側に支柱の反りを防ぐためのわずかな鉄の棒が入っているだけですので、当然高い張力をかけることはできません。

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