フランス・パリのピアノ修復工房で10年半働き、帰国して東京で仕事を始めたピアノ調律師です。 パリで知った戦前のフランスピアノの魅力を日本の皆様にもお伝えしたいと考えています。 このブログでは、ピアノ調律師として、修復師として、また一人の人としての日々の活動をご紹介していきます。
こんにちは響板の割れは雑音さえなければ問題ないとの事ですが、駒ピンの刺さっている根本のひび割れはどうでしょうか?家のアップライトの下板を開けて覗くと、駒上部のピン根本のあちこちにひび割れがあります。もげるまでは行ってません。音的には変な音色や雑音がしたりという事もありませんが、ネット上で色々見ていると響板割れと同じように、普通は大問題だとして駒作り直しされているようですが。
駒ピンの部分のひび割れは程度によると思います。ごく小さいひびが入っている程度で時間が経っても変化がないようならそのままで大丈夫でしょうし、ひびがだんだん大きくなるようなら危ないと思います。ピンが安定していないと調律が安定しません。修復の際、このままでは危ないと判断した時には駒の上部を作り直します。明子
こんにちは
返信削除響板の割れは雑音さえなければ問題ないとの事ですが、駒ピンの刺さっている根本のひび割れはどうでしょうか?家のアップライトの下板を開けて覗くと、駒上部のピン根本のあちこちにひび割れがあります。もげるまでは行ってません。音的には変な音色や雑音がしたりという事もありませんが、ネット上で色々見ていると響板割れと同じように、普通は大問題だとして駒作り直しされているようですが。
駒ピンの部分のひび割れは程度によると思います。ごく小さいひびが入っている程度で時間が経っても変化がないようならそのままで大丈夫でしょうし、ひびがだんだん大きくなるようなら危ないと思います。ピンが安定していないと調律が安定しません。修復の際、このままでは危ないと判断した時には駒の上部を作り直します。明子
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