2017年3月20日月曜日

ガヴォーの歴史 その4

ガブリエル・ガヴォー



修復中ガヴォー モデル1
(この春完成予定です)


ガヴォーの歴史 その4(文章:Pisnos Balleronサイトより、翻訳:和田明子)

1911年、兄弟は仲違いして、ガブリエルは独自の会社を興し、グランドピアノ製作における自身の新しいアイデアを取り入れました。彼は木材にこだわって作られたおしゃれな外装の小さなグランドピアノを製作することで、独自のスタイルを作り上げました。

1930年頃、子会社のM.A.G. (Marcel と André Gaveau)が設立され、丈夫で小さく安価なアップライトピアノの製造を担当しました。
1939年に戦争が始まった時、ガヴォ―社は95,000台目のピアノを製造したところでした。
エチエンは1943年に死去し、息子のマルセルとアンドレは困難の中でも経営を続けました。

1960年、エラール社と合併し、"Société Gaveau-Erard"と名付けられました。その後プレイエルも加わり、"LES GRANDES MARQUES REUNIES"(大メーカーの集合)となりましたが、1965年に倒産、工場は閉鎖となりました。

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