2017年1月7日土曜日

1925年製ガヴォー モデル1 ピン板1

1925年製GAVEAU モデル1 (1m52)
所々傷んでいたピン板を新しく作り替えるかどうか、微妙なところだったのですが、悩んだ末、やはり作り替えることにしました。
この大きな修復の機会に新しくしておけば、この先長期間にわたり安心してピアノを使用できます。
チューニングピンを支えるこのピン板は、ピアノの音には関係がありませんが、機能にとってかなり重要な部品です。
チューニングピンが植わっている木片をピン板と言います。

鉄骨の下から取り外したピン板

新しいピン板(ピアノ専用)を注文し、古いピン板と同じ形に切り出します。
私は、これらの作業に必要な工具と技術を十分に持っていないため、大まかな形を作ってもらうところまでを、近くの木工屋さんに依頼しました。
とってもきれいに作ってくださいました。
ISHITANI FURNITUREさんは、北軽井沢で素敵な家具を作っていらっしゃいます。
無垢の木を使った手作りのシンプルなデザインの家具は、とても温かで美しいです。
ピン板を作って頂いた時の記事はこちら:
http://tecori.jugem.jp/?eid=990563
素敵なオリジナル家具もどうぞご覧ください:
http://tecori.com/works-furniture.html

新しいピン板(左)と古いピン板(右)

大まかな形ができた新しいピン板(右)

石谷さん、ありがとうございました!
この先、鉄骨に合わせて微調整をしながら削っていく作業は、自分でやっていきます。

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