1843年製PLEYEL スクエアピアノ
切れたダンパーレバーの革を貼り直し、取り付けました。
今のピアノではそれぞれのレバーにフレンジが取り付けられ、ネジで取り外しができる部分ですが、
このアクションでは、レバーに挟んで固定された革を木片の間に差し込み糊付けとビス留めされている形なので、別々に取り外すことはできません。
取り外しができないので修理は不便ですが、170年経ってもほとんどの革はしっかりとしており、問題なく思われたので、切れてしまったものだけ修理をしました。
ちなみに、ワイヤーが入る木片とレバーとの間に柔らかい革が付けられているため、動きに融通が効き、レバーの位置が固定されていても大丈夫なシステムになっています。
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