新緑の季節となりました。
4月21日(火)~26日(金)の6日間、夫が千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館付属ギャラリーにて、絵画の個展を開きます。
ご興味のある方は、お気軽にお立ち寄りください。
素晴らしい庭園もあります。個展にいらしていただけた方には、庭園の無料券を差し上げます。
和田 健 個展
「樹木の魂は、どこにあるのか。」
2015年4月21日(火)~26日(金) 9:30~17:00 *最終日は16:00迄
DIC川村記念美術館 付属第一ギャラリー(無料)
千葉県佐倉市坂戸631
043-498-2672
http://kawamura-museum.dic.co.jp
和田健のサイト:https://kenwada2.wordpress.com
抽象画というのは、目に見えないものを描こうとするもので、
当然ながら、言葉で説明できるはずのものではなく、
頭で理解することなどできないものだと思います。
描いている作家本人には、心の深い部分につながるテーマがあるようですが、
観る側は違う人間なので、同じものが見えるはずもなく、理解できるものではありません。
でも、そこに作家自身にも見えない違うものを見ることもあり、感じる可能性も、またあります。
何を感じるのも自由ですし、その絵を出発点として想いを発展させるのもよい、
その絵はマルでもバツでもない、それを観る私たちの想いもマルでもバツでもない、
そこに現実的な意味が何もないとしても、言葉にできない何かを感じることに大きな意味がある、
それが抽象画の楽しさのように思います。
言葉にできない、目に見えない、説明できないことにこそ、大切な何かが隠れているように思うこの頃、
夫の絵を観ても、理解はできないし感想も言えないほどの私ですが、
どこか心が動かされたりすっきりしたりすることがあり、時には救われたり勇気をもらったりしています。
個展の様子
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