2014年12月6日土曜日

1844年製パープ コンソールピアノ 170年前からのメッセージ







 
1844年製PAPE コンソールピアノ
低音弦のヒッチピンが底板ぎりぎりのところに付いています。
弦の取り外しのアクセスがしづらいな、と思うと、
フランス語で何か書かれた木片が取り付けられていました。
読んでみると、「低音弦を張るときには、この部分を下から押して取り外すこと」と書かれてありました。
確かに、底の方から叩いて押し出すと、きれいに外れました。
ネジや釘を使うのではなく、ぴったりはまるようなほぞを作り、何度も取り外しができるように考えられているのには感心しました。
 
170年前にこのピアノを製作した職人からのメッセージを、確かに受け取ったということに、ちょっと感動でした!

2 件のコメント:

  1. なんか宝箱を見つけた気分ですね。メッセージを書いた人も、170年後にはるか遠くの日本で読まれるとは思ってもいなかったでしょう。ますます完成が楽しみです。

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  2. そうですね。メッセージを書いた170年前のフランス人と2014年を生きる日本人の私との間に何かの縁があったのかな。ますます頑張ろうという気持ちが湧いてきます。明子

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