1844年製PAPE コンソールピアノ
ハンマーからは、こだわりが感じられます。
フェルトの下に革が四重にも巻かれてありました。
このピアノを作ったHenri PAPEという人は、ピアノ製作の歴史上大変重要な発明をいくつもした方です。
その一つが、ハンマーにフェルトを巻く、というもので、1826年に特許を取っています。
それまでのピアノのハンマーには革が巻かれていたのですが、フェルトに替えることで音色が大きく変化しました。
この革命的な発明は、今日までずっと私たちのピアノに役立っています。
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