2014年7月24日木曜日

1850年製プレイエルピアニーノ 旅立ち


 
ちょうど一年前、自分の工房をいただいて、
初めて来たピアノがこの1850年製プレイエルのピアニーノ。
一生懸命修復し、完成後も半年ほど工房で共に過ごしました。
このピアノが明日旅立つこととなり、すべての準備を整えた後、少し弾かせていただきました。
 
なんと優しい音色、明るく前に前にと歌うピアノに、私はただ感謝するばかりでした。
色々なことを教えてくれてありがとう。
 
人は、この世に生きるものの中で決して賢い方ではなく、愚かな方なのだろうと思います。
動物や、物に、教えられることがあります。
私は、このピアノから多くを教わり、また勇気をいただきました。
それは先人のメッセージなのか、何なのかは、はっきりとはわかりませんが、
私自身にとっては大きな意味のあることであり、次に繋がる教えでした。
 
ありがとう、ピアニーノさん。
幸せな歌を歌い続けていってください。
私も、前進できるようがんばります。

4 件のコメント:

  1. まったく同じことをわたしも毎日思っています。動物から教わること、ピアノから教わることが多いですね!演奏や音楽との接し方まで変わってきてほんとにピアノのおかげです・・

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  2. こんにちは。時々ブログを拝見しています。お仕事もピアノ演奏も海外での生活も頑張っておられ、素晴らしいですね。お身体を大切になさってください。これからもお互い学び続けていきましょう!明子

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  3. とんでもないです、、わたしはAkikoさんのお仕事を拝見するたびに自分がふらふらしているので反省するばかりです^^; すこしでも見習いたいです。お互いがんばりましょう♫

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  4. がんばりましょう!明子

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