2020年11月19日木曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル 解体5(プレイエル)





1860年製PLEYEL モデルPetit Patron グランドピアノ 2m20
突っ張り丸棒が外れ、これで鉄のバーを外せると思ったら、これも簡単ではありませんでした。
ぎちぎちのガチガチに組み合わさっていて、あちこちを少しずつ叩きながらまっすぐ上に押し上げていかなければなりません。
苦労してようやく外すことができましたが、この完璧な組み合わせ、絶妙なバランスで鉄のバーが収まっているのには、頭が下がりました。
大きな張力に抵抗し、何としても動かない、ケースが捻れないようにと考えて作られたピアノで、本当にすごい仕事です。

0 件のコメント:

コメントを投稿