2019年9月15日日曜日

1945年製ガヴォー クラポー ウィペン1






1945年製GAVEAU  モデル・クラポー(小型グランド1m33)
ウィペンのフレンジセンターピンとジャックセンターピンを全て取り替えました。

2019年9月12日木曜日

北軽井沢ミュージックホール ピアノ修復プロジェクト 開始




1925年製GROTRIAN STEINWEG  グランドピアノ2m20

この度、北軽井沢ミュージックホールに古くから伝わるグロトリアン・スタインヴェーグのピアノ修復が、多くの皆様の寄付により実現することとなりました。
それは、ミュージックホールの運営を支えるサポーターズの方々の要望にホールの所有者である長野原町が応え、ふるさと納税型クラウドファンディングで寄付者を募り、多くの方々の賛同を得て今日実現の運びとなったものです。
クラウドファンディングのサイトはこちら(現在も寄付を受け付けています)

そのピアノが近々私の工房へ運ばれ、修復を開始することになりました。
皆様の温かいご支援のおかげで修復されるピアノを最高の状態に甦らせることが出来るよう、できる限りの努力をしていきたいと思っています。

北軽井沢ミュージックホールは、音楽教育家、齋藤秀雄さんの呼びかけで1968年に完成した日本で初めての音楽学生のための夏季合宿施設として始まりました。
オーケストラの練習ホールを備えたこのような施設は当時ありませんでしたから、音楽学生にとって大変貴重な場所でした。
現在は、音楽セミナーや夏のミュージックフェスティヴァルの会場として利用され、毎年様々な音楽が奏でられ、人々を楽しませてくれる場となっています。

グロトリアンのピアノは、たくさんの音楽学生たちに使用された歴史を持っています。
その証拠に、アクションや鍵盤には多くの消耗が見られ、外装にも傷跡が残っています。
しかしここ何十年かは老朽化したピアノは使われなくなり、ホールの隅に置かれたままでした。
そのピアノに注目し、何とか復活させられないかと考えた方々は少なくなく、その思いを受けてサポーターズが実現に向けて動き出したのがきっかけで、今日まで進んできました。
完成予定は来年3月で、夏頃にはお披露目コンサートが行われます。

さて、これからの仕事は私の手に任されましたので、緊張しています。
大変質の高い一流ピアノですので、しっかりとした修復作業を行えば必ず素晴らしい音が甦ることと思っています。
愛情いっぱいの目で見守って下さっている皆さまに、このブログで随時進行状況をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2019年9月10日火曜日

初秋の風景2

シラネセンキュウの蕾が出来てから花開くまで






2019年9月9日月曜日

初秋の風景1

ツリガネニンジン

ツリガネニンジン

コマツヨイグサ

シラネセンキュウ

2019年9月7日土曜日

ひよこ3






もうすぐ生後1ヶ月を迎えます。
大人の羽根がだいぶ生えてきました。
よく飛んで遊んでいます。
体もずいぶん大きくなり、顔つきもはっきりしてきました。

2019年9月6日金曜日

1945年製ガヴォー クラポー 鍵盤








1945年製GAVEAU  モデル・クラポー(小型グランド1m33)
鍵盤の白鍵は古いプラスティックを新しいプラスティックに貼り替えました。
このピアノは戦時中に作られたピアノのため、当時象牙を使うことができず、あまり質の良くないプラスティックが使われていました。
フランスのアクションメーカーであったシュワンダー社で作られた鍵盤です。
バランスブッシングフェルト、フロントブッシングフェルトを貼り替え、キャップスタンスクリューを磨き、バックチェックのアンダーフェルトと革を貼り替えました。

2019年9月4日水曜日

1945年製ガヴォー クラポー 張弦2






1945年製GAVEAU  モデル・クラポー(小型グランド1m33)
チューニングピンの高さを揃え、弦の巻口を整え、ヒッチピン側を抑える作業を、何度かピッチを上げながら行いました。
張弦の完成です。

2019年9月2日月曜日

1945年製ガヴォー クラポー 張弦1






1945年製GAVEAU  モデル・クラポー(小型グランド1m33)
張弦をしています。
芯線には、フランス製ステファン・ポレロ弦を使いました。

2019年8月31日土曜日

1945年製ガヴォー クラポー ダンパーガイドレール






1945年製GAVEAU  モデル・クラポー(小型グランド1m33)
ダンパーガイドのクロスを新しく貼り替え、レールを取り付けました。

2019年8月29日木曜日

1945年製ガヴォー 棚板







1945年製GAVEAU  モデル・クラポー(小型グランド1m33)
製造番号のプレートを磨き、取り付けました。
棚板左側に付けられているアクションの位置を決める部品のフェルトを貼り替え、右側に付けられているアクションを押さえるスプリングを磨きました。
棚板のアクションが乗る部分もサンドペーパーできれいにしておきました。
良く滑るようにしておかないと、ソフトペダルを踏んだ時に雑音が出ます。