2020年11月18日水曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル 解体4(プレイエル)


固くて外れなかったビス、取り付けられている位置が横なので力が入りにくく、いくらやっても外れない。色々工夫して、最後にようやく外れました。





1860年製PLEYEL モデルPetit Patron グランドピアノ 2m20
苦労しましたが、すべてのビスを外すことができました。
しかし、鉄のバーを外すためには、横に突っ張っている丸棒を外さなければなりません。
これには本当に困りました。
片方はケースに埋め込まれており、もう片方はバーの中を突っ切っています。
ケースを壊すのも忍びない、なるべくやりたくない。
少しずつ色々試した末、鉄のバーを押し開いてたわませて、突っ張り丸棒を取り外すことができました。
少しだけ、丸棒の先のネジを切らなければなりませんでした。
また、万力で押し広げる作業は、ケースや鉄のバーが壊れたらどうしよう、とすごくハラハラしました。
今まで経験したことのない作りでしたので、どうしたら良いのかとても悩み、困りながらの作業でした。

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