2020年11月14日土曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル 解体6(エラール)








1857年製ERARD モデル2 グランドピアノ2m12
最後に鉄の板を外します。
板を留めている特殊ビスも固く、またペンチが折れてしまいました。
鉄の板の右端を押さえているパーツを外し、さらに鉄のバーを支えている四角い部品を外す必要がありました。
この非常に大きくて頑丈なビスは、ピアノの下側の支柱に埋め込まれています。
ビスを外すときに注意しなければならないのは、後で組み立て直すときにぴったり元通りの位置に留められるよう、外す前にチェックしておかなければならないことです。
完全に元通りの位置に取り付けないと、きっちりと組み合わされる鉄のバーと合わなくなります。
なんと完璧な仕事だと、感心してしまいました。

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