2018年8月8日水曜日

1838年製プレイエル ピアニーノ ダンパーやり直し






1838年製PLEYEL pianino 1m15(ショパン時代のプレイエル)
櫛形プレートの土台がついに完成しました。
今後ネジバカになる心配がないように、怪しい部分は修理をしたので安心です。

次なるやり直しは、ダンパーです。
一度作ったダンパーは、厚みが合わないのと止音が不十分なので悩んでいました。
元々付いていたダンパーは、オリジナルではない上にあまりにも傷みが激しかったため、設計時の正確な厚みは不明です。
大体の厚みを予想して貼り付け、最終的にはワイヤーを曲げたりして微調整できるだろうと思っていたのですが、結局ワイヤーを曲げるにしてもスペースが足りず、何度も曲げているうちにワイヤーが折れたりして、微調整は無理だとわかりました。
フェルトを貼りなおすことにしましたが、市販のもので合うものはなく、自分で作るしかないと思い、試作の結果一番止音能力の高いものに決め、針と糸でちくちく手縫いをして完成。
ただいま取り付け中です。果たしてうまくいくでしょうか?

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