2014年10月5日日曜日

1844年製パープ コンソールピアノ 鍵盤



 
 
1844年製パープ コンソールピアノ
鍵盤を取り出すと、奥にアクションが付いています。
ジャックとジャックスプリング、そしてバックチェックです。
つまりウィッペンの部分を鍵盤にくっつけてしまった形です。

パープは、スペースを節約した小さなピアノを作ろうとしたと同時に、
なるべくシンプルな構造を目指しました。
アクションに関しては、なるべく摩擦部分を減らすことでより直接的なタッチ、
奏者の意思が直接アクションに伝わるタッチを作りたかったようです。
特にコンソールピアノでは簡素化を進め、含まれる部品数はアップライトの半数に抑えられたと資料に書かれてありました。

また、鍵盤の横からビスでフロントブッシングの遊びを調節できるようにしてあります。
これはブッシングクロスがすり減った時にピンとの間の遊びが大きくなり、雑音が出るのを防ぐためです。
パープはこの方法について、特許を申請しています。

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