2021年5月10日月曜日

ポストショパン時代のエラール VS プレイエル アクション組み立て1(プレイエル)

 






1860年製PLEYEL モデルPetit Patron グランドピアノ 2m20
いよいよアクションの組み立てに入りました。
音を出せる日が近いと思うと、ワクワクします。
1857年製エラールと比較しながら同時に修復を進めてきましたが、作業の都合上エラールはしばらくストップしており、プレイエルの方を先に進めています。

まずはアクションの位置を正しく決めるために、鍵盤を整えます。
鍵盤の高さを揃えながら、鍵盤の傾きと鍵盤同士の間隔を揃えます。
アクションが乗っていない状態で行いますので、バックチェックに重りを付けて鍵盤の高さを調整します。
古いピアノでは、長い間に鍵盤の木が変形して、鍵盤同士がぶつかったり擦れたりすることが多いです。
当たってしまう部分は少しずつ削り、鍵盤がスムーズに動くようにしておきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿