2017年6月6日火曜日

1838年製プレイエル ピアニーノ 剥がれの接着1









1838年製PLEYEL pianino 1m15(ショパン時代のプレイエル)
解体してよく観察してみると、あちらこちらに糊の剥がれがあることに気づきました。
まずは貼り直さなければなりません。
1838年製、歴史的にも重要なピアノですので、天然素材のニカワで全ての糊付けを行います。
今回初めて使ったGT58というニカワは、動物の骨と神経を素材として混ぜ合わせて作ったものだそうです。
フランス人から教わったのですが、初めて使うのでうまく接着できるのか心配でした。
やってみると意外にも使いやすく接着力が高く、非常に優れている接着剤だと感じています。

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