2017年4月25日火曜日

1925年製ガヴォー モデル1 整調4





1925年製GAVEAU モデル1 (1m52)
バックチェックのストップ調整をし、スプリングの強さを調整しました。
この二つも連動しているので、両方のバランスを見ながら調整していきます。
シュワンダーアクションは、スプリングの強さをビスで調整できるようになっているので、とても便利です。
大きな修復をした時は、各パーツの調整を大きく動かさなければならないため、最後まで調整したら最初の方が崩れる、ということが多くあります。
全てはつながっており、微妙なバランスを保っているので、何度も調整を繰り返しながら揃えていかなければなりません。
スプリング調整までしたら、もう一度最初の打弦距離や鍵盤の高さからやり直します。
2度、3度と繰り返し、全てが良く揃っていきます。

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