2016年9月9日金曜日

1925年製ガヴォー モデル1 響板ニス




1925年製GAVEAU モデル1
響板のニスを塗りました。
昔風ですが、刷毛を使って何度も塗り重ねました。

2 件のコメント:

  1. 今の感覚からすると、響板の目がまっすぐで一枚一枚の幅がとても広いようですね!しかも旧塗装の色がまだみずみずしく輝きすらあります。製造から40年も経たない通常の日本製アップライトの響板が、白茶けたorダークブラウンの元気のない色なのに、このピアノはほぼ100年経ってますよね。
    ウチにも国産60年物がありますが、木目自体はこんなに詰まっておらず曲がってますが、やはり底力のある黄金色に輝いています。支柱も、親板の後ろ側も、全部。60年前より以降で、なにか製造方法が大きく変わったのでしょうね。我々には分からずあまり話題にならない、でもたぶん楽器には大切な気がするその違いをもっともっと、発信していって欲しいです。

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  2. 響板ニスは、響板割れ修理が必要ない場合は剥がさずそのまま使っても何も問題ないほどです。割れの修理をする場合は、全部剥がした方がきれいになるのでそうします。
    100年以上経っていても、響板ニスも外装ニスも、掃除をするだけで新品のように光ってくるのは確かに驚きです。
    昔のニスはすべて自然のもので作っていましたので、その材料にも技術にも頭が下がりますね。
    明子

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