2022年9月7日水曜日

1920年製ガヴォー モデルC 解体1

 






1920年製GAVEAU モデルC (アップライトピアノ1m32)
解体を始めました。
まずはアクションを外し、鍵盤を外しました。
鍵盤の下のブッシングクロスの下には、鍵盤の高さと深さを調整する薄紙が入れられているのですが、昔の新聞や雑誌の紙などを切り抜いて作ったと思われる薄紙の中には、日本語、英語、フランス語のものが混ざっていました。
おそらく、製造時はフランスで調整され、日本へ来てからも一度修理をされたのでしょう。
ピアノの中から出てきた新聞の切れ端が昭和45年だったことから、もしかしたらその年に日本で修理をされたのかなあ、と思いました。

後日追記:ピアノの元の持ち主だった方から、ご家族の記憶の中では、このピアノの修復は昭和25年頃だったそうです。なんと、今から70年以上も前のことでした。当時の日本で修復をしていた技術者も少なかったことと思いますし、情報も経験も少ない中で、きっと大変な思いをしながら修復をしたのだろうと思うと、頭が下がる思いがいたします。



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